活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

化かされた世界の話

うつらうつら
月に向かって 船を漕ぎ
うつらうつら
月も見えずに 夢を見る


今日も仕事で6時頃に帰ってきたものの、そのまま布団の中へ。
何度も起きては寝て、の繰り返し。
気がついたら12時を回っていました。


きつねのつき

きつねのつき

相変わらず北野勇作は夢の中のような作品です。
こういうの、好きです。
一言で表せば「掛詞のような世界」。
レトリックそのままに、前の事象が次の事象へと繋がっていく。


いつも、ぐにゃぐにゃっとした世界観で、嫌いな人は嫌いかも知れませんが。
でも、彼の語り口調でゆるやかな世界観へと変わっていく。
独特の世界観を持った作家です。


いやもう、必見ですよ。