活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

人生の節目に

金は神か?


いつも思うことですが、お金は善悪でもなければ、稼ぐことにも善悪はありません。
だけど、世の中を見ると、いかに「金がすべてだ」と思っている人の多いことか。


学生にも「金持ちになりたい」「金を稼ぎたい」とのたまう人がいますが、じゃあ、そのお金で何がしたいの? と言えば何もないんですよね。
お金は手段であって目的ではありません。
確かに、お金があることにはこしたことはありませんよ。ないと生活できませんから。
でも、お金のために働くなんてバカらしいし、私たちはお金の奴隷ではありません。
そんなんだから、誰もが消費者側に回り、労働者側に回ろうとしないんです。「労働は尊い」はずでしょう?



ご存じ、湘南の暴走族から國學院の国文科に合格し、予備校講師になった吉野敬介です。
彼の言葉を借りるならば、自分の信念に従って生きているか、そこが重要ではないでしょうか。
それがない人生はつまらない。


でも、世のサラリーマンの大半がつまらない人生を送っている。
それが日本をダメにしている元凶でもあります。
そのためには「お金」という価値観から、「自分」という価値観へ変わらなければならない。
そういう格好良い大人にならないと人生は面白くないですね。


と、ついに三十路を迎えてしみじみと思うわけです。
いつの間にか30歳ですよ(笑)。