活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

最強の作品

久しぶりのお休み〜♪


バクマン。』第7巻を読み返していたら、

「平凡な日常を面白く描けたら、それが最強って結論になった」
「意味わかんねーし」
「だから例えば、中学生が朝起きて飯食って学校行って…………って、普通の生活を面白く読ませられたらその人天才だろ。何でも面白く描けるじゃん」
「……。シュージン、相当切羽詰まってるな。考えてる事おかしい。ゆっくりやろうぜ」

という下りがありました。
サイコーはくだらないと一蹴していますが、創作を志した人なら誰しもが一度は考えたことではないでしょうか。


何も起きない日常を、どうしたら面白くできるか。
平凡な一日を、最後まで読ませられる画力(筆力)を得るにはどうしたらいいのか。


きっとそんな風に考えたことがあると思います。
実際、日常を面白く描けたら何よりもすごい作品になるはずです。
荒唐無稽な話だから面白いんだ、という人もいるかもしれません。しかし、本当に荒唐無稽すぎる作品は他人に受け入れられません。
むしろ、荒唐無稽でも共感できる部分のある作品に人は惹かれます。


ということは、共感しうる部分がほとんどである日常作品は最強といえないでしょうか。
そんな作品を描くのは難しい。
確かにその通りです。
でも、それでもそんな作品があったら。


是非ともみてみたいと思いますね。