活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

人生には3つの袋が……


できる人は3つのIを持っています。


Information(情報)
Imagination(想像力)
Inspiration(直感)


情報を持つものと持たないものの差は、IT時代の現代なら言わなくても分かるでしょう。
しかし、情報を持っているだけではダメです。
持っている情報から、どう考えるか。その想像力が必要となるのです。


想像力といっても、クリエーターのような想像力ではなく、AとBを見たときに必然的にCを導き出せる力のことです。
最近、生徒を見ていると、この力が本当に薄れていると感じます。「阿」といえば「吽」、「山」といえば「川」、「加藤」といえば「茶」(笑)みたいな、連想ゲームが苦手です。
だから、いくら勉強しても1+1は2にしかならない。むしろ、1+1が1にしかならないことが多い。
この想像力が欠如しているのを感じます。
ただ、だからといって「総合的時間」で養われるとは思えませんが。


この想像力はキーとなる部分といえます。
仕事にしても勉強にしても、想像力のない人間は生産性のあることができません。
いくら勉強しても成績がとれない、成果が出ない人はここに問題があるはずです。


そして、直感。
情報を得て、想像力を働かせて、直感によって答えを導き出す。
あるいは、直感によって問題を発見する。
これは一つの嗅覚のようなものかも知れません。
こればかりは個人差があると感じています。持って生まれた人もいれば、徹底的な訓練によって身につけた人もいます。
ただ、この直感だけは努力しても必ずしも手に入れられるとは限りません。


だからこそ、情報と想像力を駆使することが凡人には大切です(私も凡人の一人ですが)。
直感の強い人は、他人の見えないものが「見えて」いるようです。
だからこそ、他人に先んじることができるのでしょう。


以上のように、3つのIが重要だというのが分かっていただけたでしょう。
ぜひとも、Iを考えながら生活していただきたいものです。