冗談ではなく、複雑化した精神分析の結果、一人一症例のような状況が生まれている。鬱などの精神病も複雑化し、今までの症例とは異なる症例が生まれている。
臨床心理学を否定する気はさらさらないが、人の精神が分かっていないためだろう。
私自身は人の精神自身は酷く単純なものだと考えている。つらくなればストレスを感じるし、逃げ場がなくなれば精神は壊れる。複雑にしているのは社会だ。
人がより幸福に生活するために生み出された社会が複雑化してしまったがゆえに、人の精神は複雑化に対処せざるを得なくなったと考えています。
精神が単純構造でなければ、複雑構造に対応しようとはしない。複雑構造は言い換えれば硬直した構造であり柔軟性に欠けるからだ。
だからこそ、様々な精神病の種類が生まれたのだろう。
もう少し社会が単純化すべきだと思う。
社会の複雑構造に対応しきれれば問題ないが、対応できる日は遠い。
二酸化炭素の削減のように、ストレスの圧力を減らす努力をすべきだ。
