活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

雑誌に明日はない

昨日の続き。


結局、雑誌が生き残るためには、これまでの拡大路線ではなく、ターゲット層を絞った展開をしなければなりません。その顕著な例が「R25」ではないでしょうか。
「R25」はいわゆる団塊ジュニア世代で、しかも新聞を読まない層にターゲットを絞っています。だから、あれだけ爆発的に広がったのです。雑誌も同様の動きをするべきではないのでしょうか。


これまでは、特に大衆雑誌・ファッション雑誌によく見られていますが、幅広い年齢層・ターゲットを相手にしようとしています。その結果、細分化した読者が背を向けたカタチになっています。
だからこそ、雑誌の復権は趣味の細分化に合わせたターゲットの絞り込みにあるのです。
それができない限り、雑誌に明日はないでしょう。


そして、その鍵を握るのが書店なのですが、その書店が元気がない。
これも問題なんですよね。