活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

時代は旋風のように駆け抜け

新風舎の諸々を文芸社が引き継いだそうです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000132-mai-soci


一時は出版界に新風を巻き起こすかという勢いでしたが、やはりずさんな経営だったわけです。
自費出版という一つの可能性は認めますが、何でもかんでも自費出版では、クオリティも話題性もありません。結局、作者から搾取する以外に道はなくなってしまいます。


その点で言えば、幻冬舎の関連会社の方がまだ可能性はあるかなと思うのです。
少なくとも、可能性のある作品を自費出版するわけですから。


しかし、そもそも自費出版に可能性がないので、それ自体に市場の可能性は存在しません。せいぜいニッチ産業といったところでしょう。
もう少しやり方を考えれば、出版業界でも大きな市場を生み出すことができると思うのですが、今のところ、それが考えつかないんですよね。