活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

胡蝶の夢、夢幻

改めて思うことは、受験生は何か勘違いをしています。


受験に必勝法なんてありません!


パチンコだか競馬だかのように必勝法なんてありません。もちろん、格闘ゲームのようなハメ技もありません。
そう思っているなら受験そのものを間違っています。
受験は、大学が「うちのレベルに見合う学生が欲しい(大学の品位と学力を落としたくない)」と思って試験を出しています。中には、とにかく学生が欲しい、というところもありますが。
それは、とりもなおさず大学のブランドに繋がるからです。


少なくとも、早慶上智・MARCH+学習院などは、そのブランド力で世間に認識されています。あまりにも品位のない(つまり学力のない)学生はいらないのです。
だから、この程度の学力は欲しいと試験を実施します。
言い換えれば、その大学によって欲しい学生像は異なります。上智・青山学院は母体がキリスト教系のミッションであるために、英語ができないような学生はいりません。
明治以降、官僚を輩出し続けた慶應義塾は論理的に考えられない学生は必要ありません。


このように、大学によって求める学生像が異なることが分かるでしょう。
傾向が違えば、同然対策も異なる。というか、対策そのものが間違っています。それだけのレベルがあればいいのですから、対策さえ必要ありません。半年なり3,4ヶ月でなんとかしようと思うから、対策が必要になるのです。
少なくとも、1年間しっかりやれば、偏差値40程度の学生だって早慶上智の合格できます。むしろ、国公立(筑波、千葉、首都大学東京、横浜国立レベル)はいけます(センター85%以上得点すればいいのですから)。


ですが、それを理解するのは受験1ヶ月前。
後悔先に立たず、という言葉を知らないのでしょうか。
高校2年生の諸君、今から真剣になれば早慶上智、国公立、(今の学力によっては)東工大、一橋、東大も夢ではありません。
やることやりましょう!