活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

顧客に優しい企業

山場CM」に不快感を持つ人が80%を超えるそうです。
そんなニュースを見ました。


「ここぞ」という場面でCM 「不愉快」86%「繰り返し」もウンザリ : J-CASTニュース


結局、視点が視聴者(顧客)ではなく、目先の利益にいっているからでしょう。
もちろん、企業ですから利益を追い求めるのは当然です。
しかし、顧客を無視する、強引に誘導する行為は、長期的に見るとデメリットが大きい。
それはこの事実からも明らかです。山場CMと一段落CMでは、購買層は山場CMに対し、嫌悪感を抱いています。積極的に「買いたくない」という意見も多数です。これは、目先の利益を追いかけた結果、本来の目的を見失い、未来の利益を失った結果でしょう。


同じようなことがNOVAからも言えます。
NOVAに限らず、教育系の企業は前金制を採用しています(小中学校対象の塾は違いますが)。うまくいっている時はいいですが、一度破綻すれば負担はすべて顧客に降り注ぎます。しかも、一括でもたいした割引にはならない、この事実。
これは、顧客を囲い込むと同時に、仮に辞めたとしても中途解約料金等の名目で不利益を被らない金額を差し引くことができます。すべては企業の論理に過ぎません。


顧客を無視する企業はいずれ倒れます。
それは事例を引くまでもなく、様々な企業問題で明らかでしょう。
逆に、顧客を大切にする企業は急成長は望めないかもしれませんが、安定した成長をします。
それでも企業は目先の利益を追いかけてしまいます。
最終的に、企業のリーダーの問題なのでしょうね。