活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

やったもん勝ち、やられたもん負け

今日のテーマ「やったもん勝ち」


今の世の中って、「やったもん勝ち」であることが多々あります。その理由は簡単です。やった方がやらない方よりメリットがあるからです。
どんなに間違ったことでも、とりあえずやっておけば最低限不利益を被ることはありません。なぜなら、やったことを否定・咎められますが、やったこと自体をなくすことはできないからです。
ということは、やってしまった方がよいに決まっています。


そんな理屈で犯罪・犯罪まがいの商法や行為がまかり通るわけです。今の出来事の多くはそれに該当します。


では、「やったもん勝ち」理論をなくすにはどうしたらいいのでしょうか。それも簡単です。それはやってはダメだという倫理観を植えつけることです。
「やったもん勝ち」理論は法律ではなくせません。法律の網の目をくぐって行われるのですから。法律の網の目を埋めるのは倫理・マナー・常識の類でしかあり得ません。


しかし、それを教えるべき親や教師が「やったもん勝ち」理論を実行している以上、こどもが止めるはずがありません。
結局はみんなが止めない限り、これは止まりません。


問題は「やったもん勝ち」理論によって、真っ当にやっている人間が不利益を被ることです。真面目にやってもダメ、悪いことをすれば得をする。なら、悪いことをしよう。それが社会をダメにしていきます。というか、今まさにダメになっています。


嘆くなら、今変わらないと永遠に変わりません。