活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

殺すぞ、コラ

隣のオヤジがくちゃくちゃ、くちゃくちゃ。殺すぞ、コラッ!


昼ご飯を食べているときでした。
後から入ってきたオヤジが隣に座ってきました。それはいいんです、まったく。
ですが、隣の料理が運ばれて、オヤジがそれを口に入れると、くちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ……って、うるさい! 不快!
私は気にしないようにしましたが、オヤジの音はそれを上回りました。我慢ができず、吐き気すら催しました。耐えきれず、途中でお店を出てしまいました。
いっそのこと、殴ってやろうかと思いましたよ。


昔、親が教育委員会で公家出身だと公言する後輩がいました。ですが、そいつもくちゃくちゃ音を立てて食べる奴でした。お前のどこが公家出身だ! と心で思っていましたが、当時大人だった私はそんな気持ちを押し隠していましたが。


世の中、今の教育がいけないだとか、教育改革が叫ばれています。ですが、音を立てて食べる連中をなんとかする方が先ではないかと思います。教育の意義はいくつかありますが、その一つに己を律し、他人を不快にさせないことが挙げられます。
しかし、食事中に不快な思いをさせられることがまかり通っている現在、国粋教育、国際人教育をする前にやることがあるでしょう。


どんなに教養があって、どんなに独創的であったも、食事のマナーも守れない人間は他人から嫌われます。
むしろ、お里が知れる、育ちが知れてしまいます。特に欧米では上流階級ほどマナーに気を遣います。そんなことで真の国際人が生まれるとでも思っているのでしょうか。鼻で笑ってしまいます。
所詮、学校教育も、それを受けた人の家庭教育も知れてしまいます。


むしろ、食事中に音を立てる行為だけで、そう思われるのです。ホント、マナーの一つもできない人って嫌です。