活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

新しい時代へ

誰か明治政府の話を書いてくれないものでしょうか。


多くの人が幕末とかマイナーな人物を主人公に明治を描くのですが、思い切って明治政府そのものを舞台に小説を書いてくれないでしょうか。
時代物の鉄則を破っていますが、まだ30代の若い人々が列強と渡り合いながら近代日本を作り上げていく。充分に物語になります。問題と言えば、誰を主人公にすえるか、ですね。それによってラストの作り方も違います。


政府内の対立、武士階級の不満、列強諸国の外圧、制度として未完成な官僚制や中央集権……激動する日本の中で、若き指導者は何を考え、どう行動したのか。かつて語った夢とは違っても、それでも日本という国を創らねばならない苦悩と困難。


うわぁ、いけそうですよ。むしろ『萌え』ですよ(笑)。
帝国主義の流れの中で、植民地にされず、列強と渡り合う若い指導者達の物語は、今の30代──団塊ジュニアに通じるところではないでしょうか。外資の波に晒され、構造改革を推し進めていくことと擬することができます。


売れますよ。これは売れます。


なので、どこかの作家さん、書きませんかねえ。