リアリティーのある作品とは何なのか。
よく言われる言葉です。
でも、結局のところこういうことではないでしょうか。
どんなに荒唐無稽でも、
「ありえねえ。やりすぎだろ。でも、面白いし、ありかな」
はリアリティーのある作品。
緻密に書き込まれ、
「ま、現実ってこんなものだよな。でも、つまんないな」
はリアリティーのない作品。
つまり、「あり」と思わせることがリアリティーのある作品です。
では、「ある」と思わせる技術とは何か。
その辺が考えるところです。いくつか考えられますが、それが果たして成果を挙げられるのかは疑問とするところですね。