活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

間違った漢字を百回書いても、正しい漢字は書けない

英語ができない。そんな生徒が数多くいます。
しかし、できない理由は単純明快です。


単語が分からない。


ただ、それだけです。
少なくとも、英文がほとんど読めない。単文でさえ危うい生徒の多くが、中学レベル単語から分かっていないのです。
つまり、単語が分かれば彼らは英語が読めるということです。
もちろん、すべて解決というわけではありません。しかし、それだけで苦手意識がだいぶ軽減され、勉強しようという意欲が湧きます。


次に文法でつまずくことが多い。
というか、センター入試の第2問がとれない。
あれは文法問題ですよね。しかも、知っていれば解答できるものばかり。
それができないのは、文法が曖昧だから。
よって、副詞や形容詞、あるいは構文が複雑な文になると、文法がデタラメになるのです。


そして、句・節の塊が見分けられない。
これはいわゆる構文解釈ができないのです。構文解釈のやり方にはいくつかありますが、もっともスタンダードなやり方は、名詞・形容詞・副詞に分類することでしょう。最終的に、句・節はその三つに分類されます。
それをいわゆる5文型に分類する。
5文型に分けられたら、単語が分からなくても大きな意味がとれます。


重要なことは、これができればセンターで160点(=80%)とれるということです。
80%得点できれば、その人はMARCHレベルにいます。一般的に80%でMARCH合格ライン、90%で早慶上智合格ラインだといわれているからです。
少なくとも、英語に関してはさほど難しいことはありません。


できないのは、やらないだけです。